37.5℃の涙【59話】最新話のネタバレと感想!知らない辛さ

37.5℃の涙の最新話もう読んだ?どうだった?
うん!読んでとっても良かったよ!37.5℃の涙の最新話のネタバレを話してみるね!
2020年3月24日発売のcheese! 2020年5月号の最新話を読みました!
37.5℃の涙【第59話】について、あらすじとネタバレ、感想をまとめてみます。
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もくじ
37.5℃の涙【第59話】最新話のネタバレ
忘れ過ぎる母
あと一ヶ月で妊娠40週を迎えようとしていた夫婦、浜口良介とその妻、佳代。
佳代はひどくおっちょこちょいな性格で、よく探し物と言って部屋を散らかしては、すぐ脱線して本来の目的である探し物を忘れてしまうような人だった。
だけど、もうすぐ生まれてくる子どものためにも、もっとしっかりして立派な母親になると、良介に話していた。
それから数ヶ月後――リトルスノーの仕事として、桃子が浜口家の前まで来ていた。
そこで桃子は朝比奈から、病気にかかるまでの経緯を記す欄が無記入で提出されていたことを聞く。
浜口家にお邪魔した桃子は、病児保育の準備にひどく手間取っている佳代の姿を目の当たりにする。
良介は桃子に、病児保育の記入欄さえまともに書けない嫁で申し訳ないと謝り、佳代に対してもっとしっかりしろと苛立ちを見せる。
桃子はどんな母親だって、子どもが病気の時はいつもと違う対応に迫られ、つい慌ててしまって上手くいかないものなのではと、良介のあまりにきつく当たる言い様に疑問を感じた。
新のお昼ご飯の時間になり、佳代が用意したご飯をあげようと冷蔵庫を開く桃子。
けれど、そこに新のお昼ご飯はなかった。
桃子の脳裏に、作ったと確信を持って答えていた佳代の言葉が蘇る。
どうなっているのか分からず、桃子は焦って朝比奈に連絡を入れた――
暫くして、事情を聞いた佳代が職場を抜け出して戻って来た。
どうやらいつものくせで冷蔵室ではなく、冷凍室に入れてしまったらしい。
佳代は子どものころから非常に忘れっぽく、新を生んでからより酷くなってきていることを桃子に話し、忘れっぽい自分のせいで新に何かあったらどうしようと、母親失格なんじゃないかと、不安を吐露する。
桃子は、母親失格だと悩んでいるママが母親失格だなんてあり得ないと、佳代を励ます。
桃子の言葉に元気をもらった佳代は頑張ると、さっきより明るい顔で応えるのだった。
疑問から確信へ
病児保育を終え、職場に戻ってきた桃子。
桃子は自分も忘れやすいため、佳代に親近感を覚えていたが、何かが引っ掛かっていた。
そこへ、明日の保育先を知らせるメールが届く。
場所は浜口家。
今度は記入欄全てに記入があり、良かったと思ったのも束の間――桃子は資料を棚から落とし、散らかしてしまう。
慌てて片付けようと手を伸ばす桃子。
そのとき、落ちた衝動でたまたま開かれたある本のページに目がいく。
読み進めていくと、まるで佳代のことを書いているのかと思わされるほど、彼女にぴったり当てはまることが記されていた。
桃子はもし佳代がそうなら、彼女は母親失格ではないと確信を得た。
一方、浜口家――明日の病児保育についてリトルスノーに連絡を入れたのは良介だった。
良介は、新を生んだ後も変わらない佳代のおっちょこちょいの酷さに疲れてきた……と愚痴を零す。
直すからそんなことを言わないでと泣きながら懇願する佳代。
そんな佳代の姿に、良介は辛そうに顔を歪めるのだった。
翌日、浜口家へ二度目の訪問をした桃子を待っていたのは良介と新の二人だった。
佳代は余計なことばかり増やしてしまうため、先に会社に行かせたらしい。
桃子は良介の様子から、もし佳代が本で読んだ通りの人なら、良介も辛いだろうなと感じる。
自分が読んだ本の内容についてどう浜口家に伝えれば良いのか考える桃子だが、そもそも昨日会ったばかりの人間が言って良い内容なのか分かりかねていた。
一方、佳代は仕事でまた同じミスを犯していた。
周りからも笑われる佳代。
ふと、良介の疲れたという言葉がよぎる。
佳代は切羽詰まった顔で、しっかりしなきゃと口走る。
会社から帰ってきた佳代は妻として、母親としての責務を立派にこなしたいと必死になり過ぎるあまり、桃子の声にも耳を貸さず、腕にびっしりとメモした内容を反復するのだった。
注意欠如多動症――ADHD
翌日――佳代はメモを片手に、近くのスーパーで買い物をしていた。
内心、料理を作りたくないと思っていた佳代だったが、スーパーのカートに座らせていた新と目が合い、そんなこと言ってられないと思い直す。
そのとき、炊飯器の予約タイマーを入れ忘れ、お米が炊けていないことに気づいた。
良介ももうすぐ仕事から帰ってくるというのに。
良介のあの言葉が蘇る。
もう失敗は許されない佳代は青ざめた顔をして急いで家へ帰る。
ちょうどその頃、桃子は浜口家の近くを歩いていた。
そこへ、向かいから走ってくる佳代に会う。
桃子は自分が目にした本の件を佳代に話そうと声をかけるが、彼女の姿に違和感を覚えた。
佳代のおんぶ紐の中に何もなかったのだ。
桃子に言われるまでそのことに気づかなかった佳代。
新の名を叫びながら来た道を戻っていく。
スーパーの買い物袋を置き去りにして――
桃子は、佳代に忘れられたスーパーの袋から、彼女がスーパーで新を置き忘れたのではと考え、追いかけた。
こんなことになるならもっと早く伝えてあげていれば、ここまで佳代が傷つくことはなかったのにと、後悔しながら――
案の定、新はスーパーの従業員の手によって保護されていた。
こんなことは初めてだと驚き呆れる従業員に何度も謝る佳代。
桃子は今は一先ず佳代を落ち着かせ、その後に本の件を話そうと考える。
そのとき、良介が必死な形相で駆け寄ってきた。
タイミングが悪いと焦る桃子。
既に散々傷ついている佳代に対し、良介はとどめの言葉を浴びせ始める。
壊れそうになる佳代。
良介から最後のとどめの言葉――「母親失格」という言葉が飛び出そうになった瞬間、桃子が間に割って入って良介を止めた。
そして、ただの保育士の分際で言うことではないと承知の上で、佳代のことについて話し始めた。
桃子が見た資料には注意欠如多動症――ADHDについて書かれていた。
年齢や発達に見合わない不注意・落ち着きのなさ・衝動性が六ヶ月以上続くことを指すADHDは発達障害のうちの一つに数えられるもの。
佳代の言動はこのADHDに非常に当てはまるのだった。
突然、自分の妻を発達障害と言われ、戸惑う良介。
一方佳代は、母親失格ではないと言ってくれ、今も一生懸命夫を説得してくれている桃子の言葉を信じ、病院に行きたいと言う。
そうすれば、今まで分からなかった自分のことを知れ、自分に合った対処法が分かり、ちゃんとした母親になれるかもしれないと涙を流す。
そんな佳代に桃子は、こんなに子どものことで悩んでいる時点で佳代は母親だと、強く断言した。
まだ事態を飲み込めていない良介。
けれど、片方がADHDの夫婦の場合、約7割が離婚するという桃子の話を聞き、良介は思い当たる節があることにはっとする。
やっと自分の妻がADHDかもしれないと飲み込んだ良介は、彼女なりに頑張ってくれていたことに気づき、目に涙を溜めながら一緒に病院に行こうと賛成した。
翌日――病院での検査の結果、やはり佳代はADHDだった。
医者に診断されたことで気持ちがすっきりした佳代と良介。
良介は早速片付けを簡単にしたり、用事を忘れないように書き込んでいくホワイトボードを用意したり、料理は自分が作ると提案したりと、佳代をサポートしていける環境を整えていく。
そこには昔のように笑い合う良介と佳代、そして新がいた――
次回へ続く――
37.5℃の涙の過去のあらすじまとめはこちらになります。
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37.5℃の涙の最新話感想と考察
近年、正式な病名がつけられたことで世間に広まった発達障害。
今思えば変わり者だったあの人は実は発達障害だったんじゃ……なんて思うことがあります。
今回の佳代もきっとその一人だったのでしょうね。
自分も己がよく分かっていないのに、それが他人なら尚更分かってもらえません。
そんな中で一人生きていくのも大変だろうに、母親としてやっていくならもっと辛く、しんどかったことと思います。
良介が手を差し伸べてくれる理解ある夫で本当に良かった。
これからも良介、そして新にも支えてもらいながら、気負いせず佳代なりの母親を努めてほしいです。
桃子の「子どものことで悩んでいる人は母親だ」という台詞もじんときました。
きっとこの言葉で多くのママが救われると思います。
今回も考えさせられる良い話でした!