アシガール【第97戦(98話)】最新話のネタバレと感想!唯が御月家に戻るまで

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アシガール【第98話】について、あらすじとネタバレ、感想をまとめてみます。
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もくじ
アシガール【第98話】最新話のネタバレ
現代に戻った唯たちを待ち受けていたもの
4ヶ月前――正しくは457年と4ヶ月前の速川家――
そこでは、満月の夜だというのに、うんともすんともいわないタイムマシンを前に、項垂れる唯とその両親の姿が。
その日は両親に、唯が戦国の世へ戻ることは歴史が証明しているのだから大丈夫だと励まされ、次の満月には帰れると信じて、清永の元へ戻ることを諦めた唯。
けれど、次の満月も、その次の満月になっても、唯が戦国の世へ渡ることは叶わなかった。
そうこうしているうちに気づけば2ヶ月余りが経ち――
ある日、木村先生が慌てた様子で速川家にやって来た。
その理由――それは、戦国の世にいる尊が仕込んだ手紙が遂に発見されたから。
尊の読みはずばり的中していたのだ。
その手紙の内容はタイムマシンの組み立て方と、清永から唯へのラブレター。
木村先生は、突然降って湧いたこの手紙を怪しむも、唯の両親たちに誤魔化され、なんだか釈然としない。
更に、そこに追い打ちをかけるように、清永の手紙を届けてくれたことを唯に感謝されてしまい、木村先生は気の抜けた返事をするしかなく、結局何も分からないまま帰ることに。
その後、唯とその両親はさっそくタイムマシンの組み立てを開始する。
その製作期間、7日。
更に、燃料を充電するのに1ヶ月半待ち、やっと準備が整ったのだ。
次の満月までに、伸ばしていた髪を馴染みの美容院のおばちゃんのせいで、以前のショートボブにされてしまったという事件もありつつ、唯は遂にその時を迎える――
5か月ぶりの戦国、5ヶ月ぶりの御月家
タイムマシンを起動させる唯。
鈍い機械音が部屋中に響く。
タイムマシンは無事、正常に動くようになったのだ。
唯は、必ず孫に会いに行くと言う両親に待っていると残し、5ヶ月という長い期間を経て、やっとの思いで清永がいる戦国の世へタイムスリップするのだった。
問題なく、小垣城に飛べた唯。
今の城主である宗熊とも会え、順調に事が運ぶかと思った矢先、御月までの道中にある村が百姓一揆を起こしているため危ないと、それが鎮圧するまで8日も足止めを食らってしまう。
そして、宗熊から新しい着物を貰い、高山兵に守られながら駕籠に乗って、唯はようやく御月家に帰った。
そしてそこで、戻って早々、清永の縁談話を聞かされてしまう。
唯が満月でもないあの日に、清永たちの前に姿を現したのには、こういう経緯があったのだ。
外は冬、けれど唯がいる城の中は春のようで
無事御月家へ帰ってきた唯は、自分という存在がありながら、他の女性との縁談話を勝手に進めていた清永の父たちを責める。
清永との赤ちゃんを守るために必死に耐えていたのに……と愚痴る唯に、清永の父たちは頭を下げるしかない。
そんな光景を見た尊は、信長の脅威や御月家の存続はどこにいったと、目を丸くする。
それと同時に、唯が清永を始め、御月家の人たちに愛されていることを実感し、安堵する。
そしてもう一つ――それは、清永。
彼は本当に楽しそうで、唯と父親たちのやり取りに、必死に笑いを堪えていた。
外では初雪が降っているが、城の中は春が来たように温かい――
次号へ続く。
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アシガールの最新話の感想と考察
唯が清永の元へ戻るまでに、唯側でも色々とすったもんだがあったようです。きっと、タイムマシンが再び動き出すまでの間、唯は不安でしょうがなかったんじゃないかと思うのですが、彼女の持ち前の明るさがそうは思わせない感じでした。尊が清永に書かせた手紙が良い役してましたね!ナイス、尊!
待ちに待った清永に会えると思った矢先、自分以外の女の縁談話中だったと知ったときの唯が可哀想過ぎます。それは、信長に対して無遠慮に”酷くない?”と、聞いてしまいますよ!まあ、周りが勝手に進めていただけで、清永的には最初から断る気満々ではあったんですけどね……。
唯に責められ、平謝りする御月家の重鎮たちのシーンはなんだかほんわかとしていて、尊の言うとおり、本当に温かい空気が流れていました。きっとこれも唯がいるからなんでしょうね!
さあ、無事に再会を果たした唯と清永ですが、このまま順調に夫婦の愛を育み、可愛い我が子に会う日を無事迎えることができるのでしょうか?次回の展開も待ち遠しいです!