これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~【17話】最新話のネタバレと感想！横領！？悪用！？不正は悪ですか？

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これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~【第17話】について、あらすじとネタバレ、感想をまとめてみます。

 

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これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~【第17話】最新話のネタバレ

フェアじゃない

よかったですね、マリナさんの担当麻吹さんに代わってもらって、笑顔の真夕。

タイガーさんなら適任ですねガツンと言ってくれそう、マリナさんってほんと面倒くさいじゃないですかすごい高飛車だしとにかく偉そうだし、なのに経理処理は不備多いし問い合わせても答えが返ってこないっていうか会話ができないっていうか、ぶっちゃけマリナさんってなんていうか、と話す真夕に同意して森若が頷いてると、有本マリナは頭が悪いと思います！と言いながら麻吹が戻ってきた。

バレンタインチョコの贈答先に訊ねた麻吹は、リストの1/4が現在取引をしていない「顧客番号」のない会社でした、役員同士で個人的なお付き合いがあるなど何かしらチョコを贈る理由があると思うのですが、訊ねたら「言ってる意味がわからないけど？」と言われ、なぜわからないのです！？とヒートアップする麻吹。

かみ砕いて質問してもまるで会話になりません！怒る麻吹にあるあるですねぇとうんざりしている森若と真夕。

これまではどう対処していたんですか？と聞かれ、細かいことは私がやってあげていました、と森若。

それはだめですよね？と麻吹に言われ、はいと返事をした森若はですが、取引先がだれであれ部長の承認がおりている以上、数字があえば経理部としては問題ありません、マリナさんはこういうことが多いから細かいことを調べていてはこちらがパンクして、と諭そうとする森若。

だがら甘やかせと？それではゴネた方が得をするという事になります真面目な人が損をするフェアじゃない、と言い切る麻吹。

もしかしてこの顧客番号のない会社の人たちってイケメンなんじゃないですか？と真夕。

マリナさんって面食いなんですこのリストイケメンが多いって有名な会社ばっかりなんですよと真夕が説明すると、ルックスを基準に贈答先を選ばないでしょう？と理解できない麻吹。

マリナさんですからねぇ、と真夕がいうとそんな理由でも経費で落ちるの？と動揺する麻吹に部長の承認はおりてますねぇと呆れたように笑う真夕。

それが本当なら見過ごせないわ！この件はもう少し調べてみます！と麻吹は経理部を飛び出した。

マリナさんは恋人探しでもしてるの？と森若が聞くとその辺の詳しい事情は織子さんが知ってるかもです！と真夕が教えてくれた。

 

名刺コレクター？

広報課にいる織子にマリナについて聞くと、リストを見て何名かは知っていますパーティーでマリナさんに紹介したので、と織子。

マリナさんに行ってみたいといわれ、女性がいると華やかになるし連れて行きました、だけどなんていうか、と口ごもる織子に男性目当てのような印象ですか？と訊ねる森若。

というよりは、有名な会社の名刺を集めている感じね、名刺トランプが好きな人っていますからねあちこちに顔を出してなるべく強力なカードを集めたがるの、秘書はそういう事も必要なのかなと思った覚えはありますと答える織子。

考え込む森若にほかには？話というのはそれだけ？と聞かれ、織子と勇太郎の不倫現場を目撃したことを思い出す森若。

もうひとつあります、麻吹美華さんのことです、彼女から織子さんの出張旅費は不適切ではと言われましたと話す森若。

空出張なんてしたことはありませんよ？スケジュールや仕事相手の名前が必要ならいつでもどうぞ？と手帳を見せる織子。

びっしりと書かれた予定を見て大丈夫ですと答える森若に、あらいいの？と織子。

ただ麻吹さんは私より厳しいですそれだけお伝えしておきます、というと評判は聞いてますよいろいろとねと含みを持たせる織子。

でも、私はああいう女性嫌いじゃないわよ？これまで当然だと思っていた慣習を外部の目で見て修正するのはいいことだわ、と好意を示した織子は、話はそれで終わり？森若さんが聞きたいことはほかにあるんじゃない？と挑発的な視線を向けてくる織子。

いえ、何もありませんと織子のいる広報課を後にした。

これでオールクリアだ、とガッツポーズの森若。

出張の件は問題なかったと伝えよう、これで不倫疑惑の件はクリア、ついでにマリナが名刺コレクターという事も伝えよう、これでマリナの件もクリア、手持ちのタスクは私の手から離れると思う森若。

麻吹のフェアじゃないという言葉を思い出し、着服を見逃すかわりに特別扱いはしないあの時はあれが公平だと思った、だが最善ではなかった、マリナがおとなしくなったのは一時期だけだった、あの件で私を甘く見るようになってしまった、と後悔する森若。

麻吹を担当にすれば少しは大人しくなるかと思っていたが、考えが甘かった、あの時、マリナをやめさせればよかったとこぶしを握り締める森若のところに麻吹がやってくる。

 

太陽との電話

あれから調べたのですが特に手がかりも見つからず、このリストを見て何か気になる事はありませんか？と聞かれ、畑中企画が気になると伝える森若。

ここは顧客番号がありますし営業部の接待でよく見ますが、と戸惑う麻吹に、私の勘違いかもしれません私は仕事がありますので、と麻吹の元を離れる森若。

マリナを辞めさせるなら今が二度目のチャンスだ、さあ動け麻吹美華と語りかける森若。

夜、太陽から電話がきて特に用事はないけどすっげー話したくてとペラペラ話す太陽にもしかして酔ってる？と聞く森若。

バレた？接待でけっこー飲まされちゃって、と陽気な太陽にが沙名子は何してるの？と聞かれ、本読んでたけどと答える森若。

そこからやたらと沙名子と名前を連呼する太陽に、無駄に連呼するんじゃないわざとだろ酔っ払いめ、とスマホのスピーカーをオンにする。

あの時なんでいきなり呼び捨てなんだと思ったけど、正直それどころではなかったというか、と太陽とのキスを思い出して赤くなる沙名子。

太陽さん今家？と聞くとそうそう今着いたとこ！と答えた太陽が、来る？沙名子にめちゃくちゃ会いたいんですけどと言われる。

会社でいつも会ってるでしょう？と答えると、二人で！バレンタインからお互い忙しくて全然会えてないし！俺は沙名子とイチャイチャしたいんです！と太陽に言われ、なんて返せばいいかわからんことを言うんじゃない！と心の中でツッコミながら酔いすぎですもう切るから、と告げる森若。

沙名子は？俺とイチャイチャしたくないの？と聞かれ、耳まで真っ赤になった森若は知りません！と告げて電話を切った。

もうそんなこと言えるわけないではないかと真っ赤な顔の森若。

やべ、調子に乗りすぎたかなと切られたスマホを見上げる太陽。

でも知りませんってことは嫌じゃないんだよな？次はいつになるんだろうか、と思う二人だった。

 

森若の誤算

水曜の予定は空いてますか？と麻吹に聞かれた森若は、嫌な予感がしてまったく空いてませんと断る。

私はその日の午後半休をとってます森若さんは定時後でいいわ合流しましょう、区割り居場所はあとでメールしますと話を聞いていない麻吹にだから空いてませんよ！？と森若。

では予定を動かしてくださいと言われ、なんなんですかいきなり！と聞くと、こうなることは予測がついたでしょう？私がどこへ何をしに行くのか、新宿歌舞伎町のキャバクラスターファイヴZ、そこに有本マリナがお勤めしているかどうか確かめに行きますと森若さん！と麻吹。

夜の歌舞伎町に来ている森若は、なんでこうなったと青ざめる。

お姉さ～んと声を掛けられ、びくっと震えた森若はいかがわしい看板が数多く並ぶ道を走り抜けながら誤算だ、完全に見誤った、と思っていた。

畑中企画はキャバクラスターファイヴZを運営している会社で、交際費を経費で落とす営業マン向けに領収書はお堅い社名で出している訳です、マリナはここで働いていてチョコは営業で配るために買ったのでしょう、顧客番号のない会社は名刺つながりのお客かもしれません、そしてこの店をよく利用しているのが部長たちです、つまりマリナと部長らは持ちつ持たれつの関係なのかもしれないと麻吹。

そのことに気付いて私にヒントを出した、教えてくれてありがとうと麻吹。

礼などいらない、マリナは辞めさせたい、だが部長らを敵にまわしたくない、だからヒントを与えただけの森若、麻吹なら真実を明らかにしてたとえ相手が誰であろうが正義を胸にひとりで戦うと思っていたからと考えていた森若。

手を貸してください森若さんと、手を差し伸べてくる麻吹。

だが違った、麻吹は自分の賢さを誇るタイプでも手柄を自分だけのものにするタイプでもなかった、誤算だ、完全に見誤った、敵を倒すためなら全力で挑む、麻吹美華という人間を、と思う森若。

森若の手をとった麻吹はさあやるわよ、覚悟はいい？森若さんと言った。

 

正しさとイーブンに揺れた心

金曜19時指定の喫茶店で待ってるわ、と言われ、スマホの時間を見ると18時50分で喫茶店の前まで来た森若は帰ろうと背を向ける。

手を貸せと言われたからって私が手を貸す義務はない、わざわざトラブルに巻き込まれにいく必要などない、これまで通り平穏な毎日を過ごしたい、自分の家と会社を往復して毎日お弁当を作り、たまにお寿司を食べ、買い物をしたりするそんな日々を、穏やかで安定した平穏な日常を過ごせればそれでいい、と思う森若の脳裏に真夕や織子、麻吹の言葉が思い浮かぶ。

私が手を貸さずとも美華は一人で動くだろう、結果はすべて背負う、たとえそれでまた会社を辞めることになろうとも、自分は正しいという誇りを胸に次の会社へ行くだけだ、そして私は、私は、と立ち尽くす森若。

21時30分になったスマホを見ていた麻吹は、ヒールの音に振り返るとラストオーダーのお時間になりますがと店員がやってくる。

そう、ではお会計をと席を立とうとすると、コーヒーを一つお願いしますと別の声がして、あら、今日は紅茶じゃないのね森若さんと不敵に笑う麻吹。

気合を入れるときはコーヒーなんですよ美華さんと微笑んだ森若と麻吹は互いのカップで乾杯した。

 

次回に続く。

 

これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~の過去のあらすじまとめはこちらになります。

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これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~の最新話の感想と考察

森若さんが麻吹さんを見捨てなくてよかった！

二人がどうやって戦うのか楽しみ！

太陽とのラブラブ電話にはニヤニヤしてしまった。