おいおいピータン!!【23話】最新話のネタバレと感想！

2020年2月25日発売のKiss　2020年4月号の最新話を読みました！

おいおいピータン!!【第23話】について、あらすじとネタバレ、感想をまとめてみます。

 

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おいおいピータン!!【第23話】最新話のネタバレ

電子音から蘇る悪夢

結婚して子供も生まれて仕事に戻って、忙しく過ごす主人公の私。

独身時代から使っていた洗濯機が壊れ、新しい洗濯機から流れてきたメロディを聴いて、冷や汗が止まらなくなる。

このメロディーは聞き覚えがある。

そういえば、泣きながら男に電話をしていたら、電話口から聞こえてきたっけ。

あの男には奥さんがいた。

で、家の脱衣所で電話してきてたから、洗濯機の音がよく聞こえた。

あの頃はLINEなんかまだなかった。

私は一人暮らしをして、寂しくて会いたいなんて不倫男によく言ったっけ。

男は、洗濯機のメロディーをバックにごめんごめんとガラケーの受話器をガチャ切りした。

そんな男に泣きながらすがったような記憶もぶわあっと蘇る。

そんな感傷にひたっていると、子供が、ママどうちたのー、なんて言っくる。

娘はカワユイ。

まさか、今更奥さんに呪われてる、なんてことなんてないよね。

 

夫と家電を買いに

家電って壊れるときは壊れる。

娘と洗濯物を干していたら、リビングから夫の声が。

炊飯器も壊れたと言う。

夫は、ネットでサクサクと炊飯器を買おうとする。

私は慌ててそれを止め、お店へ行こうと夫を誘う。

炊飯器の音だって、私のトラウマ。急に不倫男が電話をかけてきて、家にいるの、なんて聞いてきたっけ。

あいつ不倫にくせに束縛したがった。

出掛けてると不機嫌で、家にいると上機嫌。

なのに、家電のご飯が炊けました、のメッセージで勝手に向こうからかけてきた電話を向こうから切ったっけ。

私の浮かれた気持ちを置き去りにして。

 

家電量販店にて、私は店員に、炊飯器の炊き上がりの音はどんな音ですか、とたずねた。

店員はそんなこだわりのある人珍しいですね、と笑ってから、音を消す設定を教えてくれた。

メガネの夫は穏やかに喜び、炊飯器を買った。

思い出せる不倫男との電話口から聞こえてきたのは、会うこともなかった子供の声や、見ることもなかった家電の音でいっぱい。

あんなに会いたい会いたい言ってたけど私、愛されてなんかいなかったし、家電以下だったような気がしてくる。

これが呪いなのか…？

 

新しい未来

帰り道、夫はマイホームを買おうか、なんて言い出す。

私ったら喜ぶことより先に、『お風呂が沸きました』の音に恐怖心を感じたの。

夫は穏やかに、そんなの大丈夫、と言う。

そうだね、もうそんなの大丈夫だね。

 

次回に続く。

 

おいおいピータン!!の過去のあらすじまとめはこちらになります。

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おいおいピータン!!の最新話感想と考察

過去の男の記憶って厄介ですよね。

ぶわっと嫌なことに紛れて、自分のピュアだった気持ちとか、美味しいケーキの味が思い出されるから。

この漫画は手書きの線を重視した絵で、取り止めもない、なんでもないことを書くのが素敵です。

なぜ私は妻子ある人に惚れたの、なんて、当時はきっと悲劇のヒロインぶっていたであろうことも全てほんわか笑えます。