王の獣【16話・17話】最新話のネタバレと感想!その想いは憐れみ、隠してやる

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王の獣【第16話・17話】について、あらすじとネタバレ、感想をまとめてみます。
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もくじ
王の獣【第16話・17話】最新話のネタバレ
江凱に見られた!
天耀の元から逃げるようにして出て行き、身を隠すようにして物陰に座り込んでいた藍月に、たまたまその場にやって来た江凱が声をかけた。
その声に反応して顔を上げた藍月の顔は、恋に悩む乙女そのもの。
その顔は江凱の興味をひどくそそらせる。
彼は藍月を引き寄せ、どういうことかと問い詰める――
と、藍月を守るようにして、二人の間に割って入る背中があった――太博だ。
太博は不服そうな顔を見せる江凱に失礼を詫びながら、藍月が実は女であること、そして、皇族である天耀を想い慕っていることがバレないうちにと、適当な理由をつけて、脱兎のごとく、その場から藍月を連れ去ってしまう。
その様子に、江凱は顎に手を添え、考える素振りを見せるのだった。
探りを入れる江凱
翌日――江凱が従獣の墨を連れて天耀の元を訪ねに来た。
その用件は、先日天耀とのゲームで負けた際に譲った雲仙湊について話がある、というものだった。
しかも、今この場ではなく、後日改めて酒の席を設けて話したいというのだ。
江凱のこの申し出に、天耀はそこまでするのかと、戸惑いを見せる。
藍月に至っては天耀しか眼中にない。
けれど、部屋の奥で書物などを整理していた太博は、江凱の真意に気づいていた。
江凱の目的――それは、なんとかして藍月に近づき、藍月の周りで何が起こっているのかを探りたいから。
今、このときも、不躾に江凱から見られていることにも藍月は気づかず、天耀を見つめてばかり。
明らかに江凱の狙いを理解していない藍月に、太博は顔を青ざめるのだった。
その翌日――江凱の真意が分からないまま、天耀は彼と酒を囲んでいた。
話を、と振る天耀だけれど、江凱はそれを遮り、先に飲もうと、酒を酌み交わす。
その間も江凱の目は藍月を捉える。
藍月はそれを、また自分を使って天耀に危害を加えようとしていると感じ取り、そんなことは今後一切させないと、江凱を睨みつけ返す――
気づかされる藍月
結局その場は何事もなく終わり、江凱は何の収穫を得ることもなく、退席した。
藍月は太博に言われ、天耀を部屋へ連れ帰ることに。
と、雨の匂いがするからと、傘を取りに行った藍月。
雨の気配なんて何も感じない天耀だったが、少しすると本当に雨が降り出したのだ。
感心する天耀。
それと同時に、藍月も傘を持って帰ってきた。
その身を雨でびしょ濡れにさせながら。
天耀は困ったように眉を寄せ、開いた傘の中に藍月を引き入れる。
けれど、藍月は天耀から身を離し、再び雨の中へ。
自分は従獣なのだから、そんな気遣いは要らない、もっと皇族らしくあれと言い放つ藍月。
そんな藍月を、天耀はまた困ったように見つめる。
すると、天耀は皇族であるにもかかわらず、自分の傘を藍月に譲り、その身を雨に晒したのだ。
そして、傘を押し返そうとする藍月に天耀は、藍月が嫌う”獣人を差別する人間”になってほしいのかと問う。
もしそうなら、自分と藍月が目指しているものと食い違うのではないか、と。
天耀の言葉にはっと思い出した藍月は、泣きそうな顔を浮かべながら謝るのだった。
蘇月の悲惨な死
一つの傘に、天耀と一緒に入って帰路につく藍月。
これは恋とか、そういうものとは関係ないと思い込もうとするも、尻尾は正直で、藍月の意図とは裏腹に、嬉しそうにぶんぶんと振っていた。
藍月は咄嗟に自分の尾を鷲掴みし、天耀と別れるまではなんとかそれで凌ぐ。
藍月はこのとき、初めて知ったのだ。
今日の今まで、押し殺そうとしていた気持ちとは裏腹に、尻尾だけは嬉しそうに振っていた、ということに。
いつの間にか藍月の傍にいた太博は、また藍月のあの顔を見てしまう。
あの、恋に焦がれる乙女の顔を――
やはり何も分かっていないと苛立つ太博は、藍月の目を自分の手で隠し、復讐に駆られ憎しみに染まっていた頃の藍月に戻すため、あえて弟の蘇月の死に様を語り始める。
それは、四肢を切り落とされ、見せしめのように吊るされ、もう元が何かも分からないほどに千切られた肉片が散らばっていたという、あまりにも惨いものだった。
そんな残酷な者が潜み、そして、被害者が獣人であればどれだけ酷かろうと、全てなかったことにされてしまう場所へ藍月は身を置いていることを、今一度知らしめる太博は、自分の身は自分でしか守れないんだと諭す。
太博は責任を感じていたのだ。
藍月が今、悲しみと憎しみが混ざり合った悲痛な目をして涙を流しているのは、あの幼かった頃の彼女を自分が救ってあげられなかったから、と。
藍月が抱く想いは全て、自分が憐れみ、隠してやると伝える太博の目もまた、辛く歪む――
次回に続く。
王の獣の過去のあらすじまとめはこちらになります。
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王の獣の最新話の感想と考察
藍月の乙女の姿に惹かれる男性陣たちにニヤニヤが止まらないです。
けど、本命の天耀にはバレていないというところがどうにもむず痒くさせられていいですね!
今回は太博のシーンが多く、体を張って藍月を守ったり、藍月と天耀がいちゃついている(ように見えるだけで、本人たちはそんなつもりじゃないんですけどね)ところを目撃してイライラしたり、藍月に辛い事実を伝えながら、自分も辛く顔を歪ませたり、良い役していました!
藍月の秘密を唯一知っている一人として、これからも胃を痛ませながら藍月を守る姿をもっと見たくなってしまいました。自分だけが藍月を憐れみ、バレないように隠してあげるって、切ないシーンではありましたが、なんだか自分は藍月の特別だ、みたいな感じにも取れてドキドキしてしまいました!
蘇月の死について、隠された事実が明かされたわけですが、藍月は完全に天耀に対する想いを殺し、従獣としてやって来た頃の彼女へ戻るのでしょうか?
あの、乙女の目はもう見せてはくれないのでしょうか?
主従という大きな壁が相変わらず藍月の邪魔をして心苦しいです……。
江凱もまた危険人物として上がってきちゃいましたし……まだまだ目が離せない展開が待っていそうです!